【Wildflowers Letter vol.16】ミホ子がやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!

「なんでここにいるのー!」「来ちゃった!」
三島ミホ子 2025.06.10
誰でも

 こんにちは。時差ボケでここ二日間寝ていたミホ子です。

 そうなんです、もう帰ってきちゃいました。ニュースレターをちょこちょこ配信するとか言っておいて一通も書きませんでしたね。ふふ、ちゃんと気づいていましたよ。

 しかしですね、ちょっと無理でしたね。おかげさまで朝から晩まで本当に目まぐるしく充実した毎日を過ごさせていただきまして。まぁ、便りがないのは良い便りと申しますし。ということで、今日から気を取り直して書いていきます。よーし。

これは今回の旅行で撮った中で一番イギリスを感じる写真。

これは今回の旅行で撮った中で一番イギリスを感じる写真。

着座に強かった

 なにから書こうかな。えーと、まず無事行きの長時間フライトを乗り越えられたことがよかったですね。成田から香港まで4時間、香港からロンドンまで14時間の計18時間フライト。もちろん初めての体験だったのでどうなることやらと思いましたが、映画も観ず音楽も聴かずにぼーっとしていたら案外あっという間にロンドンに着いた感覚でした。我ながら驚き。立っているのはめっぽう苦手なのですが、座っているのにはだいぶ耐性があるみたいです。ちなみに、旅行初心者のわたし的機内持ち込み用バッグの中身は以下の通り。(この類のYouTube動画を未漁った)

スリッパ/まるでこたつ靴下/蒸気でホットアイマスク/ポケットティッシュ/ウェットティッシュ/Aesopボディスプレー/Kiilsハンドクリーム/BIODERMAクレンジングシート/VTゲルシートマスク/マヌカハニーのど飴etc.

 工夫したのはこの辺りでしょうか。ポイントはフライトでしか使わないようなグッズ(ネックピローなど)は買い足さず、普段使いしているものや今後日常的に消費できるものを意識して揃えたことですかね。この子たちのおかげで不調に見舞われることもなく、快適に過ごすことができました。もし参考になれば。

初日からガブガブ飲む

 18時間座り続けて無事ヒースロー空港に到着したのが朝の6時頃だったでしょうか。不思議と緊張感はなく、ようやくたどり着いたイギリスはロンドンへの感慨もそこそこに粛々とホテルへ向かいました。謎の度胸。

余裕をかましているミホ子。指輪かわいい。

余裕をかましているミホ子。指輪かわいい。

 チェックインが14時からだったので一旦スーツケースだけ預けて街の探索にレッツゴー。お天気も最高に良くて、早くもフラワーハンターとしての腕がなります。

芝生は青いし、陽の光は美しいし、花は凛々しい。

芝生は青いし、陽の光は美しいし、花は凛々しい。

 そしてGoogle Mapで適当に調べて出てきた近くのカフェに入って記念すべき初めの一杯を。

ロンドン塔には行かなかった。

ロンドン塔には行かなかった。

 とりあえず、ティーカップがデカい!たっぷり飲めるうれしい!味は普通にうまい!あと、旅行中ずっと感じることですが、おティーを頼むと基本ソーサー付きのカップで出てくるところがとても良き。大事。

 写真は撮り忘れましたが、ファーストチップスもここで決めました。その量よ。なにかと規模がデカい国だ。

 1時間ほどのんびりさせてもらったあと、近くのスーパーマーケットを二、三軒見て回ったりなどしていたら(海外のスーパーマーケットってなんであんなに楽しいのでしょうか)、ホテルから徒歩2分くらいのところに図書館があるのを見つけてすぐさま突入。わたしったらなんてツイているんだ!なんて思いましたが、結局このときしか行かなかったな。

 こちらでも学生とおぼしき人たちが席を埋め尽くす勢いで利用していて、なんだかどこも変わらないなぁなんて、古の記憶が過ってしまいました。次の日に行った大英図書館も規模は全然違うのに同じような状況でわたしのような旅行者がくつろげる場所はなし。図書館が盛況なのはいいことです。あと、どの図書館に行っても基本的に入り口に警備員の方が立っていたのですが、海外の警備員さんって屈強な方しかいなくてこれが正しい世界よなぁと思いました。なぜ日本は定年退職したであろうおじいちゃんがやっているんだろう……その人が悪いとかではなく、でもどう考えても有事の際に対処できないでしょうに……

 夜はロンドンに住んでいる友人Hがご飯に誘ってくれたので、バスで移動してパブへ。

Hとは高校生の頃からの親友です。

Hとは高校生の頃からの親友です。

 ブルームズベリー地区にあるのですが、なんとチャールズ・ディケンズも通ったパブなのだとか。えぇ、しゅごい。あと、わたしのカタコトの英語で色々察してくれたのか、接客してくれた強面お兄さんがものすごく優しかった。とりあえず伝えようとすることって大切なのかも。とても良いお店でした。The Lambというお店です。ロンドンにお出かけの際はぜひ。

 そして2年ぶりに会ったHはさらに最強になっていましたね。いやー、気持ちがいい。いい女っぷりが気持ちいい。

わたしはブリティッシュシャンパンで、彼女はビールで乾杯。「なんでここにいるのー!」「来ちゃった!」から始まり、普段は全然連絡を取らない間柄ゆえにとにかくお互いの近況報告を。年齢的に自然と話題が以前とは変わってきたものの、15年前と変わらないテンションと親和性で思わずアルコールが進みます。普段飲まないのに。

 なんか、Hといるとわたしも最強になれるんですよね。

 とまぁ、初日から腹をチャポチャポにして大満足。たっぷり満たされて、ホテルに着いたあとは疲れを感じる間もなくいつの間にか眠りについていましたとさ。

 改めて書き出しみると、初日から特に迷うことも乗り間違えることもなく交通機関を利用できたことに感動ですね。すごくないですか?それも全てこの世にGoogle Mapというものが存在していたからこそです。本当にありがとうございました。あと、大半の支払いがカードのタッチ決済で済ませられたこともスムーズに移動できたことの大きな要因だと思います。わたしはApple Payにカードを登録していたのでスマホでピッだけでしたね、オイスターカードも買わずに。なんならこの旅で一度も現金を使わなかったです。日本よりもキャッシュレス社会。ただスマホを無くしたら一貫の終わりですが。

 とりあえず行きのフライトからロンドン一日目を時系列で振り返ってみました。これでニュースレターの一回分か…。これはわたしの余韻にもうしばらくお付き合いいただくことになるかもですね、あはは。

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